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行動経済学ー保有効果ー

こんにちは。えびです。

今回は、行動経済学でもおなじみの保有効果について書きます。

誰しもが感じたことがあると思う効果なので、「あー、あの時のあれかぁ」って感じで読んでもらえます。

簡単な実験例も合わせて載せておくので、友達に試してみてください!

 

保有効果 (endowment effect)

 

簡単な効果なので、ちょっと短めになってしまうかもしれません。

 

保有効果とは何か?

 

保有効果とは何か、と定義してしまう前に次の場合、あなたならどうするかを考えてみてください。

 

現在、あんたは大学生です。

ある日、大学側から期間限定で、大学のロゴプリントが入ったマグカップのオークションを開催する、という連絡がありました。

内容を詳しく読むと、

 

当日集まった人の中から抽選で何人かにマグカップがプレゼントされ、そのマグカップを自由にオークションにかけて取引します。

売り手側は、自分が納得した値段を提示してくれる人がいなければ、そのままマグカップを持ち帰っても良いらしい

 

ということです。ここで質問です。

A: あなたは幸運にも抽選に選ばれてオークションの売り手側になり、大学からマグカップをプレゼントされました。いくらでならマグカップを売ってもよいと考えますか?

 

B: あなたは残念ながら、抽選に外れてしまい買い手側になりました。会場の中ではマグカップをプレゼントされた学生が歩いています。気を取り直して話しかけました。いくらまでなら、買ってもよいと考えますか?

 

値段は決まったでしょうか?

これは、コーネル大学の経済学部の学生を対象に行った実験を少しもじったものです。

おそらく、多くの人の方がBの場合よりAの場合の方が、金額が大きかったのではないでしょうか?

これが保有効果と呼ばれている現象です。

 

つまり、保有効果とは

 

自分が所有しているものに高い価値を感じ、手放したくないと感じる現象

 

です。

コーネル大学の実験では、Aの売り手の学生が提示した金額の平均が 約5.25$ であるのに対して、Bの買い手の学生は 約2.75$ という結果になりました。

この実験結果だけを考慮すると、自分が持っているというだけで、約2倍高く価値を感じる、と解釈できます。驚きですね。(笑)

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